敵の守りを予想する

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今回は、「敵の動きを予想する」がテーマです。

初心者は敵の動きを予想することができないので、攻めが苦手な人が多いと思います。

しかし、予想する力がつけば、今押すべきか、引くべきかがわかってくるので、動きは断然良くなってきます。これは経験を積むことで学習していくものですが、基礎を頭に入れてやるだけでも、上達スピードはぜんぜん違ってきます。

 

「敵の動きを予想する」とは言いましたが、大部分は経験による予測であって、僕にとってはテンプレート化してある事です。

要するに、こういう状況だったら後はこうなるだろうという予測が立つので、それに従って動いていくということです。

 

今回は攻めの時の敵の動きの予想について書いていこうと思います。

 

 

 

  • 敵の配置について

敵の守りの配置を予想してみましょう。

兵科に偏りがあるとテンプレートにあてはめにくいので、RM4/SR1 というシンプルな兵科構成の相手だったとします。

マップは仮に単純マップ代表のCANNONだとします。

さあ、相手はどこにいると思いますか?

ある程度の経験者ならだいたい予想できると思いますが、どうでしょうか。

 

爆破は5人vs5人ですから、守り側が5人で守るための配置のパターンは限りがあります。

基本の守りは2/1/2です。

つまりは、1側に二人、センターに一人、2側に二人 という守り方。

これがどのマップにおいてもオーソドックスな守り方です。

更に、たいていの爆破マップではセンターにロングがあるため、センターにSRがくるだろうということも予想できます。CANNONも例に漏れずセンターSRが定番です。

 

さあ、相手の位置が予想できましたか?

では、この配置の相手だったとして、各設置ポイントを攻めていった時の予想に移りましょう。

 

 

  • 1側を攻めた場合

1側を攻めます。

予想では二人いるはずですね?

下駄まで来た所で敵と出会いました!味方と協力して二人倒しました。

すると、残りの配置は?

そうですね、センター一人と2側に二人ですね。

じゃあ、1中にいる可能性は?ゼロですね。

となれば、あとはセンターから1のリス側の階段(ステージ)にシフトして来る奴を警戒すればいいだけです。

c4キャリーは1中をクリアリングすることなく設置しに行ってかまいません。

なぜなら配置理論的にいることはありえないのだから。

もし、そこで1中に敵がいたら相手の配置がそもそもおかしいので、負けても気にしないでいいです。ランクが上がるほどそんな事態はあり得なくなります。

 

初心者は配置の考え方が出来ないので、下駄で二人倒したとしても、1中をクリアリングしようとするでしょう。

なぜなら、敵がいるかもしれないと警戒しっぱなしだから。

でも、配置理論が分かってしまえば、それは無駄だと分かりましたね?

爆破は時間との勝負なので、クリアリング等で無駄にする数秒が勝敗を分けます。

そういった無駄を無くしていきましょう!

ただし、これはスムーズに攻められた場合の話なので注意しましょう。

下駄で交戦した際に時間を使いすぎれば、センターや2側からのシフトが早いともう1中に入られている可能性がありますので。

 

 

 

  • 2側を攻めた場合

2側を攻めた場合も、基本は同じです。

発電前あたりで交戦があって、二人倒せたのなら2中にいる可能性はありません。

いたとしても2レンツーに一人(センター見ていた奴)だけなので、発電前にスモークを焚いてしまえば、簡単に2中に設置しに行くことができます。

 

では発電前で交戦がなかったとします。

ここの状況を予想してみましょう。(2/1/2の前提で)

2側に二人いる予想なので、

①.  2中に二人

②.  2中に一人、北階段に一人

③.  2中もしくは南階段に一人、Lに一人

④.  北階段に一人、2レンツーかLに一人

といったところでしょうか。

まぁ、バリエーションはいくつかありますが、有効なのはこういった配置でしょう。

各配置を解説すると、

① 敵を中に誘い込んで、二人でクロスファイアで倒そう

② 2中が撃ち合ったら北階段が出て撃ってクロスファイアで倒そう

③ 南階段とLで前気味でクロスファイアして倒そう

④ 2中は開けておいて、死なないように引いて敵の動向を確認して、後で取り返そう

といったところでしょうか。

更に、センターの配置が敵リスからセンターを見ているか、2レンツーから見ているかの2パターンありますので、それも考慮しなければいけません。

とりあえずこんなもんで、本題に入りましょう。

 

 

発電まで取れたら、とりあえず発電前にスモークを焚きましょう。

Lや2レンツーからSRに撃たれたくはないでしょう?とりあえず焚きましょう。

 

で、2側に入って行きます。ここからパターン分けしていきます。

 

  • 南階段にいた

南階段に一人いて交戦して、倒しました。じゃあパターンとしては、③にあてはまります。

近くにいる可能性があるのは、Lか2レンツーあたりですね。中にいる可能性は無いので、素早く入って設置しましょう。

Lか2レンツーにいた敵はそのまま発電側に来るか、北階段に回るかの2通りです。

前者のパターンの場合、かなり近づいている可能性もありますので、十分注意しましょう。

後者の場合、北階段に回るのはもう少しだけ時間に余裕があります。

 

 

では、南階段にいなかったとしましょう。

  • Lにも南階段にもいなかった

では警戒すべきは、2中と北階段です。

2中に二人、2中に一人と北階段一人か中は無しで北に一人のパターン。

ここから突っ込む場合は、人数をかける必要があります。

最低でも3人は同時に突っ込んで行かないと取ることは難しいでしょう。

初心者にありがちなのは、息をあわせずに一人ずつ順番に突っ込むやり方。

敵にリロードする余裕まで与えて、愚の骨頂です。

 

この時、投げ物を使うとグッと楽に取ることができます。

例えば、北階段から出たところにグレを投げ込んでから2中に突っ込むとどうなるでしょう?

相手は北階段と2中で連携を取ろうとしていましたが、北階段の人はグレがあるので出ることができません。その間に2中の仲間を殺してしまえば、簡単に2中を確保できます。

2中に二人のパターンでも、南階段から設置ポイントに丸グレやフラッシュを投げ入れてから突っ込んだとします。すると、丸グレを避けるために位置を変えたりフラッシュで目が眩んでいる状態で敵は撃ち合わなくてはいけないので、いくぶん倒しやすくなります。

少しでも有利になるように、相手の位置を予想して投げ物を有効に使っていきましょう。

 

 

 

まとめ

相手は5人しかいないので、守りのパターンは決まっています。

ここで2人倒したからもう設置ポイントにはいないはず!○○だけ警戒しとけばいいから突っ込もう!

と、条件反射的に流れるような攻めができないと、せっかくのチャンスを潰してしまいます。

今までは配置理論を知らなかったから、設置ポイントまで攻められる状況なのに行っていなかった場合もあったでしょう。そこで行かないでモジモジしていても、敵がシフトして来るのをわざわざ待っているようなものです。

相手の配置を考えなくてもわかるぐらい、条件反射で動けるようになるぐらい、練習して経験を積んでいきましょう!

では、今回はこのへんでXD