ポイントマンについて

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今回は「ポイントマンについて」です。

ポイントマンはその高い機動力と近距離での制圧力を生かし、味方の先陣を切って突っ込んだり、相手の予想を上回る裏取りの早さで敵陣形を壊滅させたり、上手い人が使うと非常に厄介な兵科です。反面、使いこなせないと劣化ライフルマンでしかないので、個人的には最も難しい兵科です。

 

今回も、前回の「スナイパーについて」と同様に、初心者にはオススメできない兵科ですので、概要と対策程度にしておきます。

 

 

 

初心者に向いていない理由

  • 距離を詰める立ち回りが必要

ポイントマンの使う武器はどれも射程が短いです。SMG(サブマシンガン)は低威力、低射程、高連射であり、SG(ショットガン)は高威力、超低射程、低連射なので、真価を発揮するためには少しでも敵に接近して戦う必要があります。初心者はそれをわかっていないので、敵から逃げることを優先してしまって自分から距離を離すように撃ち合いをしがちです。SGも同様で有効射程はせいぜい10mまでなので、それ以遠での交戦は望ましくありません。常に10mまでの距離で敵と交戦する必要がありますので、敵の位置を把握出来ない初心者にそれができるわけがありません。

そんな使い方ならライフルマンやってたほうがいいのです。

  • やるべき事(求められる動き)が初心者には難しい

ポイントマンがやるべき事は、

開幕ダッシュで要所を取りに行く・裏取り・狭いポジションに陣取って相手を止める、威圧する・素早いシフト

といった所です。

要所を取りに行くというのは、ラッシュではありません。例えば、AIRPLANEのDD等が代表的ですが、開幕に戦闘が起こる場所で、撃ち勝てば取れるポジションです。また解説しますが、爆破は陣取りゲーム要素があるので、こうしてポジションを得られればアドバンテージになります。が、初心者は無闇に突っ込みがちで、こうした理論も知らないので結局生かせないまま終わることが多いです。

裏取りはこれも詳しく後で記事にしますが、初心者はするべきではありません。裏取りとは敵にバレないかつ限りなく早く行かなければ意味がありません。初心者はそれがわかってないので極めて遅く、正面から行った味方が死んでからのこのこ来るか、足音を立てすぎてバレて意味がなくなるとか、そんなのばかりです。できないのなら、裏取りより素早く相手設置ポイントに寄った方がはるかに効果的です。

狭いポジションに行くのは、例えばAIRPLANEのコの字等の狭い所であればポイントマンの距離なので、そこで殺しまくれば相手からするとその後のラウンドは行きたくない気持ちが生まれます。

そういう要所要所での威圧感で相手の足を鈍くさせるのも仕事の内です。

素早いシフトについては、もちろん早く寄って味方の援護をする目的ですが、初心者はそもそものシフト判断が遅すぎるので、その遅れを少しマシにする程度にしか機動力を生かせて無いです。

そんななら、ライフルマンしっかりやって、シフトする判断を早くする努力をすべきです。

 

 

というような要素があります。これらを理解していないと、ポイントマンは選ぶ意味がありません。ライフルマンで基礎を知って、ポイントマンにしかできないことを理解していなければ、劣化ライフルマンにしかならないので、初心者には向いていないのです。

 

 

 

 

強いポイントマンとは

  • 開幕来るとわかってて止められない
  • どこにでもいる
  • 裏取りが早い

です。

強いポイントマンはたとえ来ることがわかっていても止め切れません。SRだろうがRMだろうが一瞬で溶かされてやられるので、来るポジションを明け渡すことになってしまいます。それだけで相手チームのアドバンテージは大きいものです。

どこにでもいるというのは、つまりはシフトの早さです。機動力を生かしてシフトしまくることで、相手の状況判断を狂わせることができます。あっちにいたと思ったらこっちにもいる!となるので、相手はどちらに何人いるのか把握していたのが狂ってきます。ようするに攻め辛く守り辛い状況になるのです。

裏取りも普通ではなく、状況判断能力に優れていれば相手の本体を一早く察知して裏を詰めていき、絶妙なタイミングで裏から仕掛けるため、一気に形勢を覆すことができます。

要するに、相手を含めた状況判断のコントロールが求められるのです。

 

 

 

ポイントマン対策

一番効果があるのは、距離をとることでしょう。

ライフルマンの距離であれば有利ですので、単純ですが一番効果があります。

が、相手も簡単に不利な距離で撃ち合ったりしませんし、スモーク等を使って距離を詰めて来るでしょう。

あと、FOXの中マンにショットガンとかいて中マン取れないって時。基本無視してかまいません。狭いポジションでは圧倒的に相手が有利なわけですから、わざわざ相手の土俵で戦う必要は無いって話です。

1に行きたいなら1階段と2前を抜けて挟み込めばいいし、2なら地下と正面かハシゴから攻めましょう。中マンが全てではないので、柔軟に攻め方を変える必要があります。 

 

 

 

ポイントマン相手にやってはいけないこと

  • 不用意に近づく

近距離が強いのだから距離をとりましょう。ポイントマンがいると分かっていながら何の策もなしに近距離戦をしてはいけません。

  • 裏を取られる

正面からポイントマンの気配がないなら大抵裏です。設置してからの時間を考えて予想して、簡単に裏を取らせてはいけません。人数に余裕があるなら、一人裏専門を配置して隙を作らないこと。裏にいそうなら正面に人数を掛けて押し切るのも手の一つで、何もずっと設置ポイントにいる必要はないです。

  • 食われたら食い返せ

野良ならセンターとかリスクのある場所でも平気であがってくるので、外さないってのは前提ですが、見ててやられる場合もあります。そういう時は簡単に引かせては人数差を作られてしまいます。タブや報告でポイントマンがあがってきてキルしていたら、可能な限り食い返して人数差を作らせないようにしましょう。食い返すことが出来れば、少なくとも5分に持ち込めます。

 

 

 

 

 

まとめ

ポイントマンは状況判断能力や近距離に持ち込む立ち回りや爆破理論を熟知しているプレイヤーでなければやる意味が薄くなります。きちんと基本を知らないままやっても中距離以降雑魚な劣化ライフルマンにしかなりません。

対策は距離を取ることを念頭に相手のシフトが早いことも考慮して対処しましょう。